2016年06月29日

日本一の梅の里で始める梅学実践 その2

2日目は、(株)岩本食品のお店「ぷらむ工房」に集合しました。
専務でおかみさんの岩本恵子さんが本日の先生です。
梅干工場の見学から始まりました。





大きな杉の樽に漬けた梅です。
杉の樽は、酒屋⇒味噌醤油⇒梅と順番に使い下ろしてゆくのだそうです。
味噌醤油で使った樽を分解して木の表面を削りタガを締め直して使います。
樽屋さんは和歌山になくて、泉南に1件あるんのだとか。1樽100万円かかるそうです。


土用の頃に3日3晩干すのは昔のこと。今はハウスの中で干します。
雨の心配ありません。

工場の中のキッチンで、梅ジュースと梅ジャム作りをしました。


冷凍梅 600g ブルーベリー40g レモン60g 上白糖700gを瓶に詰めました。
ブルーベリーの色が出て赤色のジュースになるそうです。楽しみface01



梅ジャム作りです。冷凍した梅を使うと20分でできてしまいます。簡単!
今まで時間をかけて作ってきたので、衝撃のレシピです。

ジャムを作り終えて冷ましている間に、お昼ご飯をいただきました。

地元食材を使ったお弁当にイサギのお刺身に梅酢で味付けした焼き鳥。
町の条例に従って、おにぎりには梅干が入っていましたよ。
おかみさんの心づくしのおもてなしに感激しました。

午後からは、梅産業と町おこしについておかみさんの奮闘を熱く語ってくれました。
おいしいお弁当の秘密は、おかみ元気会の存在です。
商店街を盛り上げているおかみさんネットワークでつくってくださったお昼ご飯ででした。
その心意気が伝わってきました。


このお弁当屋さんもおかみ元気会のメンバーです。
心を込めて作ってくださったのがわかるお味でした。

お腹もいっぱいお土産もいっぱい満足の2日間でした。







  
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Posted by ケロちゃん at 18:18Comments(0)放送大学

2016年06月27日

日本一の梅の里で始める梅学実践  その1

放送大学の面接授業で2日間みなべ町に行ってきました。
普段は一人での学習ですが、全国から集まった学友と合宿のような学習会でした。
山梨県から山口県まで19人が集いました。人気講座で抽選で選ばれた幸運な19人です。
和歌山県人は2人だけです。

放送大学は入学試験はないですが、通信制の正規の大学です。
昨年から全科履修生として入学しました。
10年間在学でき、大学卒業を目指している人や生涯学習として勉強している人など
年齢も目的も様々で、いろいろな人生経験を重ねた人とお話するが楽しいです。
また、現役大学生と机を並べて学習するのは刺激的です。


林さんの畑の梅の実

1日目は、「うめ振興館」でみなべ町役場うめ課の平さん、元課長で定年退職された林さんが、
町の概要、梅産業の歴史、世界農業遺産に選ばれた理由、現在の問題点などお話されました。
その後、現うめ課長の田中さんが役場のマイクロバスを運転して下さって、
林さんちの梅畑、県梅研究所の見学に行きました。
今年の梅は、熟すのが例年より10日も早くほぼ収穫が終わっていました。


説明をする平さん


車窓より  山の上まで開墾された梅畑。

青いネットを地面に敷いて完熟梅が落ちるのを待つ。
斜面を転がって集まった梅の実を集める。
梅はその日のうちに水洗いし、選別して塩漬けされる。
1次加工までが農家の仕事で、その後加工業者に売り渡される。

南高梅の誕生に関わった「南部高校」に移動しました。
農業科の谷口先生に栽培方法や害虫の駆除など、実践的なお話を伺いました。


挿し木から育った2年目の梅の木 説明する谷口先生


実習農園では馬をを飼っていました。とても人懐っこい馬です。

夕方6時まで講義がありました。終了後、今夜のお宿「国民宿舎紀州路みなべ」に移動。
柔らかな温泉で疲れた体を癒しました。
学友とおしゃべりの花が咲き楽しい一日が過ぎました。









  
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Posted by ケロちゃん at 00:22Comments(0)放送大学

2016年06月21日

真田の里で紙漉き体験

NHK大河ドラマ「真田丸」で盛り上がる九度山町へ行ってきました。
いつものママ友4人でお出かけです。
梅雨の晴れ間の蒸し暑い1日でした。
京奈和道で岩出~高野口まで20分、ICを出て5分で「道の駅柿の郷くどやま」に着きます。
驚きの近さです。道の駅に車を停めて、九度山の町を歩きました。


九度山の古い町は道が狭いので歩くのがおすすめです。


真田庵



真田の抜け穴 大阪城につながっているとか!


真田ミュージアム 入場料500円です。歴史がよくわかる!


2m近くある焼き物の金太郎 医院の前にドンと立っていてびっくりしました。

お昼ご飯は、「幸村庵」でお蕎麦。平日というのに1時間待ちでした。
柿の葉寿司は売り切れ!幸村の息子大輔の名が付いたセットにしました。

お腹も満足。いよいよ紙漉き体験にGO!
慈尊院の塀に沿って坂を登ると駐車場があります。
そこからさらに石段を上って勝利寺の境内にあるのが紙遊苑です。


高野紙ができるまでを説明しつつ、先生はてきぱきと手が動きます。

楮(こうぞ)の木を蒸して樹皮をむき、黒い表皮をこそげとります。
白皮をほして保存します。白皮をソーダ灰で煮たものがこのひものような物です。


煮た楮を叩いて繊維をほぐします。今は機械で細かく砕きます。
漉き舟に楮のせんいとトロロアオイの粘液をいれます。


簀の上に3回ぐらいすくって紙を作る。


水分を落として板の上に返す。


板に張って乾かしたら出来上がりです。


紙遊苑の立派な座敷のある建物と広い庭。かつては高野山に参詣する貴族や皇族が宿泊した館です。


弘法大師の厄除け観音を祀る勝利寺



和歌山はいいとこいっぱいあるなぁ。
お土産は、新鮮野菜といざ出陣ビール




  
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Posted by ケロちゃん at 01:45Comments(0)おでかけ

2016年06月01日

今月のお花


カンガルーポー 芍薬 ゴテチャ ドラセナ  
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Posted by ケロちゃん at 10:30Comments(0)いけばな