ケロちゃんのおいしい和歌山

　8月はベトナムでは雨期ですが、昼間は蒸し暑くても夜は風があって涼しい。
昨夜は、エアコンを切って窓を少し開けて寝ました。朝までぐっすり眠れました。
今日は、ベトナム最終日。
朝から深夜の飛行機に乗るまで目一杯のスケジュールです。

ドンコイ通りにあるホテルを出て、ベンタン市場を目指します。
ホーチミンはバイクも車も多く、交通ルールを守らないので道を渡るのが大変です。
おろおろしていると日本語で話しかけてくる男性が・・・
「怪しくないです。＊＊ホテルで働いています。昨日あなたたちのチェックインしました。」
よく顔を見てフロントにいた人の様に思うが、まだ半信半疑。
「私は明日日本語のテスト受けます。話す練習してください。」
日本語の先生のことや明日のテストのことなど話しながら歩き、ベンタン市場を案内してくれました。
私がコーヒーを買いたいと言ったら、ホテルの料理長さんが仕入れているお店に連れてくれました。
ホテルが買っているモカを注文しました。
今ベトナムは、ブラジルよりコーヒーの輸出量が多いそうです。
刺繍小物のお店にも案内してくれました。ドンコイ通りのお店トンボにも卸しているところです。
娘は、友達へのお土産に刺繍の巾着袋を買いました。彼の顔で小袋1枚おまけしてくれました。
値段の駆け引きをして、市場でのお買い物を楽しみました。


市場にいく途中、ホーチミン人民委員会庁舎の前でホテルのフロントの方に声をかけられた。

ベトナムはフランスの植民地時代があり、建物や料理もフランス風が色濃く残っています。
ランチはフレンチにしようと決めていました。
ホテルの近くのヨーロッパ系のオーナーシェフがしているこじんまりしたスタイリッシュなレストラン。
前菜　スープ（どんぶりのような大きなボールに入ってきた）　メインディッシュ　フランスパン　デザート　コーヒーのメニューで、サービス料、税金を入れて2100円ぐらいでした。


メインディッシュはお魚にしました。ブルーバスとか言ってたが・・・
1皿の量が多くてお腹がパンパンです。

午後は、聖母マリア教会、中央郵便局、統一会堂に行きました。ホーチミンシティのハイライトです。
この周辺はスリやひったくりが多いので、警察官がいてくれる午後からの観光がお勧めです。

聖母マリア教会　19世紀末のフランス統治時代のカトリック教会



中央郵便局　19世紀末に建てられた。建築文化財に指定されている。


統一会堂　南ベトナム政権時代の大統領官邸


2Fのバルコニーからの景色　サイゴン陥落の時ここに北の戦車が入ってきた。


絢爛豪華な部屋がたくさんある。建物の中には100以上の部屋がある。


地下の電信傍受室　ベトナム戦争時のまま残されていて生々しい。

1Fにベトナム戦争のことを5ヶ国でビデオ放映している部屋がありました。日本語の部屋に入ってビデオを見ました。
衝撃でした。いままで、北の視点から戦争を見たことなかったからです。
ベトナムは、北が勝って社会主義国です。日本にいるとアメリカの視点から見がちです。

戦争は悲しいです。武器を持たない女性や子供が犠牲になります。
シリアはどうなるのでしょう。帰ってきてからニュースを見て悲しくなりました。

しっかり観光して、ショッピングにも疲れ、ホテルに帰って荷造りをしました。
6時にチェックアウトして、8時30分の出発までフロントに荷物を預けておきました。

ホーチミン最後のお楽しみはスパ＆マッサージ！
ベトナムの旅行社の方に予約を頼んでおきました。
ばらのフットソーク（足湯）　ボディマッサージ　ホットストーンでのフットリフレクソロジーなど
2時間のメニューです。
十分に疲れを癒してから、深夜便で帰国しました。

ベトナムの歴史とおいしものを満喫しました。
活気あるベトナムの人たちが大好きになりました。
今度は、ハノイの方にもいってみたいなぁ。